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大変!メダカの飼育槽に氷が……呼吸はできて生きている?

  • メダカの育て方

メダカ飼育の醍醐味の一つにピオトープ作りがあります。
水草も楽しみ涼やかな水辺を演出する。そしていつの間にか命のサイクルが行われメダカも増えるなど身近な自然を堪能できます。

しかし…屋外でメダカを飼育することで心配になってくるのは厳冬期です。
今回は厳冬期に起こるデメリットの回避の仕方や冬のメダカの生態についてお話していきます。
メダカ飼育のヒントとなると思いますので最後までお読みください。

気温下がりすぎ!水面に氷が張った

メダカ鉢に氷が張ったけど大丈夫?と心配になる人もいるかもしれませんが、メダカは冬でも生きていけます。
メダカが低温に強い、または弱いともいわれているのは、急激な水温の変化が苦手だということからなのです。

自然界では徐々に気温や水温が下がってきます、そのためメダカは水温が低くなってくると体の活動を抑え、寒さに耐えられるように対応します。

さらにメダカは厳密には冬眠という状態にはなりませんが、じっとしていることが多くなりネルギーを節約し低水温でも生きられる状態を保ちます。
ですから屋外飼育などで水面に氷が張るようなことがあっても無事でいられるのです。

ただし、氷が鉢の全面を覆ってしまうと、メダカに必要な酸素が不足する可能性があるので注意が必要です。

屋外飼育の厳冬期に飼育槽に張る氷対策って?

真冬の気温が氷点下になるとメダカの飼育槽表面にも氷が張ることがあります。
メダカの生命力は寒さに耐えられるといっても表面全部に氷が張ってしまうと酸素を吸いに水面に顔を出せず酸欠になってしまうことも懸念されます。
そのため、氷の一部を割って空気穴を作ることが重要となってきます。

また、氷の下に水草や藻類があると、メダカに酸素や栄養を供給してくれます。
さらに流木など飼育槽のアクセントとなるものを利用することで、全面結氷を避けることが可能となります。

水深を深くしておくことで水底に酸素を蓄えやすくなるので真冬になる前に飼育槽の水量も確認補充しておくことをおすすめします。

真冬はじっとしているけど餌はどうする?

冬の間はメダカに餌を与える必要はありませんが、春になったら少しずつ餌を増やしてあげましょう。

メダカへの餌やりは冬場ですと水温が10度以上なら1日1回、5度以上なら2~3日に1回、5度以下なら餌やりを止めるぐらいがちょうど良いです。

メダカは冬の間はほとんど食べませんし、余った餌が水質を悪化させる原因になってしまいます。
水換えもほぼ行いませんから水質の悪化は避けたいところです。

まとめ

メダカは厳密的には冬眠という状態にはなりませんが、水温が低くなると活動を抑えてエネルギーを節約するようになり、やがて来る春水温が上がってくるのをじっと待ちます。
メダカの冬越しは、気温や水温の変化によって弱らないように注意深く観察しながら、餌やりも水温に応じて調整し、水質の悪化を避けることが重要になってきます。
また、飼育槽が全面結氷しないように工夫することなど、メダカの冬越しは少し手間がかかりますが、春に元気な姿を見るために頑張りましょう。

このお役立ち情報をご提供いただいたのは…

フラワーブルームアクアペット担当 さん

フラワーブルームアクアペット担当スタッフ

フラワーブルームでアクアペット(メダカや水草など)を担当するスタッフ。名前は園芸スタッフちゃんに合わせて秘密。かねてよりSNSでメダカとかアクアペット主体の話をしていたのを聞きつけたスタッフみんなに推薦されてアクアペット関連のブログ担当に。元々趣味のブログとかも書いてたので書くのは苦ではないけど、一緒に書くことになった園芸スタッフちゃんが不慣れなので手伝いつつ執筆をする日々。