ウェザーニュースなどで「今年の冬は寒さが厳しい」などと聞くと、大切に飼育しているメダカにも悪影響があるのではないかと心配になりますよね。
室内で飼育しているし大丈夫！とは思っていても、動きも鈍くなってきているメダカを見ると不安にもあると思います。
そこで、今回は冬のメダカ飼育の注意点などをまとめましたので、ご参考になさってください。

メダカは冬の寒さに耐えられる？

冬は外気に合わせて水温も下がってきます。熱帯魚飼育のようにサーモスタットで水温を一定に保つなどはしないので、低い水温でも耐えられるように、メダカはじっとしていることが多くなってきます。
まるでじっと耐えているように水草に身を預け静かに過ごしている姿を見かけます。
人が近づくと餌をもらえると思ってか、水面に上がってきていたのにそれすら気が付かないようにじっとしています。
基本的に、冬の寒さにもメダカは耐えられます。しかし注意した方が良いこともいくつかあります。

冬のメダカで注意した方が良いこと、飼育環境ごとにおさらい

メダカを飼育している環境はいろいろだと思います。
室内でガラスなどの水槽で鑑賞しやすく飼育している場合。また、屋外で睡蓮鉢などを用いてピオトープのように自然環境に近い形で飼育している場合でも注意した方が良いことが違ってきます。

室内飼育の冬のメダカ注意点

冬も元気に泳ぐメダカの姿を見ていたく、窓辺など日当たりの良い場所に水槽を置いている場合、日中と夜間の温度さが急激な変化を起こすことがあります。
その場合急激な寒暖差によりメダカが弱ってしまうことがあるので、できるだけ水温が一定の場所での飼育をおすすめします。

屋外飼育の冬のメダカ注意点

屋外で越冬させる場合は、水草やスイレン鉢の底のあたりでメダカは冬眠します。
水面が凍ったりしても、飼育槽が全部凍らない限りはメダカが全滅と云事は起こりにくいです。基本的にメダカは低水温に耐えられる魚ですので、小さい体の割には案外丈夫です。ですが、くれぐれも水が全部凍ったなどは無いように注意してください。

まとめ

メダカは元来小川などに生息している魚です。自然界で冷たい水でも生きていける程の生命力は備えています。
できるだけ自然に近い環境で飼育する方がメダカの越冬は上手くいくのかもしれません。どのような生き物でも激しい寒暖差の環境は避けた方が良いですね。