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飼育の仕方で何代も続く?メダカの生命力をあなどらないで!
- メダカの育て方
メダカを飼育しているといつの間にか小さいメダカが増えている?ということがあります。
もちろん、環境が整っている場合ですけれど……。
もしくは、何年も前から飼育しているのだけれど長生きしている?などの場合もありますよね。
それって実は代変わりしている可能性があるのです。
改めてメダカの生命力に驚かされます。
なぜ?いつの間に代替わりしているのかをご紹介していきます。
飼育の仕方で何代も続く?
メダカの好きな環境は自然に近い状態です。
メダカが好む飼育環境の作り方は、飼育槽の底に専用の土を入れ、スイレンや水草などで自然環境に近いピオトープなどにします。
メダカが隠れることができ、ストレスをできるだけ与えないように飼育することで、新しい命が産まれやすくなります。
水草があると卵を産み付けやすいので、稚魚の姿を見られる確率が上がります。
新たに稚魚の泳ぎ育つ姿を眺められるのはメダカを飼っている喜びでもありますよね。
メダカの寿命と産卵回数は?
メダカの寿命は自然界では1年~3年ですが、飼育されているメダカは1年~5年と長く生きられます。
産卵時期も4月から10月ぐらいまで、さらに月10回ぐらい産み続けます。
何回も産卵してしまうと弱り、寿命も1年ほどになってしまうようです。
年間の産卵回数を考えると環境さえ合えばとんでもない数のメダカが産まれることになってしまいますが、卵がすべて稚魚へと無事に育つことは難しいのでそこまで不安になる必要はないかもしれません。
しかし、親メダカから代々産まれ増えていくことは、ある程度覚悟した方が良いかもしれませんね。
メダカの生命力をあなどらないで!
環境破壊などで野生のメダカは絶滅の恐れがあるといわれていますが、本来は繁殖力、生命力ともに旺盛な生き物なのです。
環境さえ整えることができれば、次々と産卵、稚魚が見られ絶えることなく飼育をつづけることも期待できますよ。
まとめ
過去に飼育していたメダカが死んでしまったので一度水を捨て外に置き放置していたら、飼育槽に雨水がたまりメダカが泳いでいた!という奇跡のようなことが起きたことがあります。
底土をそのまましていたので、卵が産み落とされていたのかもしれません。
天敵もいなく、雨水により卵から孵るという偶然が重なったのでしょう。
メダカは意外に生命力がある、ということの証明を見たようでした。
このことでもわかるようにメダカは案外丈夫で繁殖力も強い魚です。
飼育槽にいつの間にかメダカの赤ちゃんが泳いでいた、などのサプライズもあるかもしれませんね。