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陽当たりが良くなると同時に水槽の景観も崩れがち
- メダカの育て方
初夏(6月)ぐらいになってくると日差しも強くなってきます。特に西日などは日焼けを起こしそうなほど強い日差しとなってきていますよね。
メダカの飼育槽に強い日差しが当たり続けると、水温が高くなり藻などの発生が起こりやすくなってきます。
せっかく元気に泳ぐメダカの姿が見られる季節なのに、見えにくい!などとなってしまわないように注意する点や、予防策などのご紹介をしていきます。
なぜ水槽が緑っぽくなるの?
この画像のようになってしまうとメダカがどこにいるのかもわからないようになってしまいますね。
これは水槽の栄養分過多と日照時間が長すぎることによりガラス面に苔がついてしまったのです。
メダカの餌の食べ残しやフンにより栄養分が分解させず、アオコ、コケや藻が発生しやすくなります。
さらに陽当たりが良すぎたり、夜にいつまでも明るかったりする環境により藻類の成長を促してしまうことがあります。
水槽の壁面の掃除はどうする?
ガラス面などに付いたコケは、小さめのスポンジを割りばしに挟んでこすり取るやり方があります。
ペットショップなどで専用の道具も売っていますので覗いてみるのもいいかもしれません。
掃除の際は水を3分の1~半分ぐらい水を捨ててから行うと良いでしょう。
水槽全部を徹底的に洗うのは、7月頃まで待つと良いでしょう。
メダカの体力が十分戻り、充実したころのほうが環境の変化にも耐えやすいです。
水草の周りに変な藻が大量発生!
水草の近くに置いた小物にも絡まるように藻が増えすぎることがあります。
メダカにとってはいい隠れ家になりますが、増えすぎると絡まったようになることがあります。
増えすぎたと思ったら適時に取り除くことも必要でしょう。
その際に注意点がありますのでご紹介します。
藻を取って捨ててもいい?
水草に絡まるように発生してしまったコケは見栄えも良くなくメダカも絡まってしまいそうで一刻も早く取り除いてしまいたくなりますよね!
でも取ってそのまま捨てるのではなく、一旦別容器(バケツなどでもよい)で水槽の水ごとしばらく置いておくことをおすすめします。何是ならば、小さなメダカが隠れていたり卵が産み付けられていたりしている可能性もあるからです。
しばらく置いても変化が無いと確認できてから捨てたほうが良いでしょう。
まとめ
陽当たりの良い窓辺や、明るい部屋で心地よく泳ぐメダカの姿を眺めていたい、と思いますよね。
しかし、常に明るかったり陽当たりが強すぎたりすることで、コケやアオコ、藻の生育までも促進してしまうことがあります。
今回は、飼育槽の景観が損なわれないようにするために、気を付けたいことなどをご紹介してきました。
ご紹介してきたことをヒントに、眺めの良いメダカ飼育ライフを楽しんでいただければ幸いです。