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花壇や切り花に向くシュウメイギクは耐寒性もあって育てやすい
- 花の育て方

秋の花で代表格のシュウメイギクは高さも1メートル程あり、庭の中でも存在感があります。また、丈夫で一度植えると毎年楽しませてくれて手間もかかりません。
今回はシュウメイギクにスポットを当ててご紹介していこうと思います。
どうぞ最後までお読みください。
名前にキクが入っているけど菊の仲間ではない?

シュウメイギクの「キク」とは名ばかりで、キンポウゲ科の一種でアネモネの仲間なのです。漢字では秋の明るい菊で秋明菊です。
姿が、秋に咲く菊のような明るい花とはピッタリなネーミングですよね!
アネモネ属ですが性質がかなり異なっていて大型宿根草です。生育旺盛で年々大株になりたくさんの花を咲かせます。
植え付けるときはその性質を考えて広めの場所を選ぶと良いでしょう。
また、半日陰程度でも開花しますので日照時間が少ない庭での栽培にも重宝します。
シュウメイギクの由来や花言葉

「キク」とは名ばかりで、キンポウゲ科の一種でアネモネの仲間なのです。漢字では秋の明るい菊で秋明菊です。
しかしその昔は美しい花姿がこの世のものではない。秋に咲く冥土の菊のようだと言われ秋冥菊と呼ばれたそうです。「冥」の字が持つ「冥界」や「暗い」といったイメージを避けるため、明るいイメージの「明」に変わったと言われています。
秋に咲く菊のような明るい花とはピッタリなネーミングですよね!
花言葉。プレゼントでも大丈夫?
花言葉は風に揺れる姿から連想されたのでしょう。「忍耐」または、淡い色合いではかなく楚々とした感じから「薄れゆく愛」「淡い思い」などが付けられています。
「薄れゆく愛」や「忍耐」などと考えるとプレゼントには不向きかと心配になりますが、淡い思いなど素敵な花言葉もあるので大丈夫です。
秋のアレンジメントとしてシュウメイギクは喜ばれると思いますよ。
まとめ
シュウメイギクは大型の花姿で存在感があります。冬には地上部が枯れて無くなりますが、丈夫なので翌春には芽吹きすらりと伸びて風にそよぐ花を咲かせてくれます。
直射日光が苦手なシュウメイギクは北側で栽培できる数少ない花と言えます。
一度植えると何年も楽しませてくれるシュウメイギクを、あなたのお庭にもいかがでしょうか。