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爽やかに泳ぐメダカに一目惚れ!飼う前に知っておきたいこと
- メダカの育て方
梅雨も明け夏本番となってくると、涼を求めて水辺に行きたくなりますよね。
簡単に水辺に行くことがままならない環境。せめて身近に水生生物を置きたいと思うかたも多いのではないでしょうか。
そこで、今回は飼育方法も簡単、場所も取らず準備も少なく済む、涼を運んでくれる「メダカ」飼育の疑問にお答えします。
メダカに組み合わせってあるの?
最近のメダカブームで、色々なメダカが売られているのを目にします。
赤、青、白、黒、錦鯉のような柄を持つものなど、値段にも幅があり一匹100円程度から1.000円越えまでと、購入に悩んでしまいます。
さらに繁殖も視野に入れると、新品種のような色合いが産まれる期待も持ってしまうので、色々な種類を一つの水槽で飼育したくなります。
しかし種類が違うと喧嘩するなど、弱い個体はいじめられるのでは?と心配にもなりますね。
種類が違うとケンカする?
結論から言いますと、基本メダカはみんな仲良しですよ。 もちろん魚なので、追いかけっこはしますし、餌を巡って「チョットあっちに行って!」的なことはよくあることです。
しかし、中には気性の荒い個体もありメスをめぐっての攻防戦や、幼魚を狙ってしまう個体がいることは確かです。
水槽のサイズと飼育匹数は関係あるのか
狭い水槽に多くのメダカを飼育すると、ケンカします。餌の取り合い、繁殖期のペア探し、すべてにおいてライバルがひしめき合うような状態になるわけですから、おのずと弱い個体は標的にされやすいです。
飼育していたら自然と増えてしまった、ということはよくあることです。そんな時は幼い個体や弱そうな個体は、別に飼育槽を増やしてあげるなどの対策をとるのをお勧めします。
メダカ飼育の最適環境は?
メダカは自然界でも生活していますので、こうしなければという環境づくりに神経質になることはないでしょう。
メダカにとってあった方が嬉しいものは、隠れられる環境です。水草はもちろん、小さな筒状の置物などは追いかけられた時に隠れられ、産卵場所としても使えるのでおすすめの環境と言えます。
水温調整は必要?ヒーターなど……。
ヒーターはいりません。水温調整もいりません。唯一の注意点は、買ってきたばかりの時だけ、水槽の温度に慣れさせるために、持ち帰った時の袋のまま水槽に入れ、しばらくしてから放してやります。
まとめ
メダカの涼やかな姿に一目惚れして買ってしまったが……。飼いやすいからと何でもいい、ではメダカがかわいそうです。飼ったからにはできるだけ、飼育環境にも気を使ってあげたいですね。
涼をもたらしてくれるメダカ飼育ライフを堪能してください!