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涼しくなったのにメダカの餌喰いが悪くなった!夏バテそれとも病気?
- メダカの育て方
朝晩肌寒いくらいになってきてから、メダカが餌を残すようになり、まさか夏バテ?もしかして、病気で弱っているの?と心配している方もいると思います。心なしか動きも鈍っているように見えるなど……。
いつもは我さきにとばかりパクパク食べていても、冬が近づくにつれて餌を食べなくなってきているメダカは正常ですよ!
では、なぜ餌を残すようになってきたのか、水替えの適期と必要性についてご紹介します。
秋も深まり暑さもなくなったのに餌を残すようになった⁈
残暑も終わり秋も深まって過ごしやすくなったのに、メダカが餌を残すようになっていませんか?
弱ってしまったのではないか?病気になってしまったのではないかと不安になりますよね。大丈夫です!実はメダカは、少しずつ冬に向けての準備を始めているのです。
越冬のために動きも鈍くなり冬眠状態に近くなるので、餌を食べる量は少なくなっていくのです。
春夏と同じように餌を与える必要はありません。さらに一回に与える量も少なくし、餌を与えてから食べ終わるまで2~3分らいがベストです。
餌を残し水も汚れてきた!水替えするべき?
餌の食べ残しや、栄養過多により排せつ物が多くなり水質が悪くなることがあります。そのようなときは、水替えをしましょう。
水温の極端な変化が起きないように気を付けるとともに、一回に変える水の量を春夏と比べると少なくすると水質の変化も少し抑えられます。目安としては6割ぐらい残して交換することをお勧めします。
水の汚れがひどいときは、バケツなどを用意して先に水槽の水を細かい網などで濾しながら取って置きその水にメダカを移動させて水槽に新しい水を全体の2割ほど入れカルキを飛ばし取っておいた水を足し戻します。それからメダカをそっと戻し残りの水も入れます。こうすることで、水質の変化を極力抑えられます。
水替えは何月まで大丈夫なの?
基本冬場の水替えは行いませんが、水槽などの汚れがひどいときは、いつまでではないとダメなどということはありません。
ですが、頻繁な水替えは避けた方が賢明でしょう。
日照時間が心配なんだけど
日照時間に関してはそれほど神経質になることはありません。
メダカも晩秋から冬場はあまり動かず底の方にいることが多いので、真っ暗な場所でもない限り問題はありません。
まとめ
晩秋の頃から、メダカの動きは静かになっています。
本格的な冬に向けて、餌を食べる量も減っていき、食べ残しが多くなります。そのため、餌の量や与える回数を調整しましょう。
春にまた元気に泳ぎ回るメダカの姿を楽しみに、越冬の手助けをしたいものですね!