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梅雨時期でも咲くお花
- 季節の花
雨が降り続き、気分的にも鬱陶しい梅雨。
ジメジメとした日が続くと、過ごしづらいですが、そんなときこそ、梅雨時期でも咲くお花を楽しんでみませんか?
雨に濡れて咲く姿が美しいと、気持ちも癒されていき、少し梅雨が好きになるかもしれませんね。
なので今回は「梅雨時期でも咲くお花」をご紹介します。
「アジサイ」
梅雨の雨の中、色鮮やかな花が目を惹くアジサイは、日本原産なので梅雨の気候に適した性質を持っています。
剪定して大きさを整えることができるので、鉢物でも地植えでのアジサイを楽しむことができます。
小ぶりの品種から、海外で改良された品種と種類も多いので、お好みのアジサイが見つかるはずです。
花の色は、土に影響を受け、酸性の土だと青、中性の土だと紫、アルカリ性の土ではピンク、または赤い色になります。
室内で育てる場合は、乾燥しないように気を付けると長く楽しむことができますよ。
「バラ」
「花の女王」とも呼ばれるバラは、1年に1回だけ花を咲かせる一季咲きのバラであれば、梅雨時期でも美しく咲きます。
バラは鉢植えでも、地植えで育てることができ、土は適度な湿度を保つ必要があります。
こまめに土の状態をチェックし、土の表面が乾いたらその都度水やりをしていきましょう。
外で育てる場合はあまり気温の高い時間に水やりをすると、水が蒸発してしまうので、涼しい午前中や夕方が良いですね。
また、バラは他の花に比べて多くの肥料を必要とします。
3月から7月の間と、9月から11月の間で、月に1度は追肥をしてください。
バラ専用の肥料を選べば、初心者の方でも簡単に追肥ができますよ。
「クチナシ」
梅雨も雨が少なくなってくる頃に、甘い香りを漂わせて大輪の真っ白な花を咲かせるのはクチナシです。
クチナシは、花びらが傷つきやすいので、切り花には向いておらず、地植えで育てるのをおすすめします。
強い日差しが当たらない、やや湿り気のある場所が良いですね。
鉢植えの場合は、窓際のレースのカーテン越しに置くと良いでしょう。
「しゃくやく」
すらりとした花姿が美しい女性の立ち姿に例えられるしゃくやく。0
しゃくやくは、日本庭園にも欠かせない花ですが、洋風の庭にもピッタリです。
地植えの場合は、風通しと水はけの良い、午前中だけ日差しの当たる場所や、真夏の日差しを避けられる場所に植えるのは良いでしょう。
基本的に水やりの必要はありませんが、真夏の暑い時期は涼しい時間帯に水やりをしてください。
鉢植えの場合は、表面が乾いたらたっぷりと水をやります。
雨に濡れる花もまた美しいもので、四季のある日本ならではの風情を感じることができます。
梅雨時期でも咲く花を生活に取り入れて、梅雨を楽しんでみるのも良いですよ。