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朝晩が一段と涼しくなりメダカにとっても食欲の秋来る?
- メダカの育て方
メダカは小さな魚ですが、食欲旺盛で、死湯王も早いです。
特に秋が成長著しいです。
暑さで水温も上がる厳しい夏を乗り越えたメダカたちにとって、10月の涼しさは食欲の倍増を誘い、冬に向けての体力を蓄える時期です。
エサを与えると待っていましたとばかりに集まってくる様子は、とてもカワイイですよね!
しかし……その気になって餌を多く与えすぎないようにしなければなりません。
今回は食欲の秋、メダカ飼育で気を付けることと、おすすめの飼育方法をご紹介します。
秋のメダカ飼育で気を付けることってなに?
暑さが過ぎたからと安心して気を抜いてはいけません!秋のメダカ飼育は、夏と同じくらい注意が必要です。
メダカの飼育環境を整えるためには、先ずは第一に水温の変化に対応すること。
秋は昼と夜の温度差が大きくなり、極端な水温の変化はメダカにダメージを与えます。メダカは水温や水質に敏感なので、飼育槽への陽当たりなどを考慮し、場所を適切に選びましょう。
特に、昼と夜の寒暖差が激しくなりがちな場所、直射日光や風通しの悪い場所は避けたほうが良いでしょう。
寒冷地などでは水温が低くなりすぎないように、ヒーターを使うことも一考です。
食欲旺盛なメダカに満足するほど餌をあげても良い?
秋の飼育では餌の量と質を調整することが重要となってきます。メダカの食欲も高まりますが、食べ過ぎると消化不良を起こして弱ってしまったり、水質悪化を起こしたりする可能性が高くなるので、餌を与える量には十分注意をしましょう。
餌の量は、メダカが約5分以内に食べきれる程度にすることで食べ残しを防ぐことができます。
また、餌の質も重要です。バランスの良い人工飼料や生き餌を与えることで、メダカの健康と色彩に良い影響を与えることができます。
秋のメダカはよく食べ良く排泄する?
食欲の秋、メダカは良く食べるのです。もちろん食べれば排泄をします。ということは飼育槽内の汚れ方も早く、水質も悪くなりがちですから、水換えはこまめに行います。
しかし、春・夏のように多くの水を換えてしまわず、3分の1程度の水交換に抑えておきましょう。
外で飼育している場合、秋は落ち葉や花粉などが飼育槽に入りやすくなります。
これらの有機物は分解されると水質を悪化させ、メダカが病気になる可能性が高まります。
常に注意して観察し、落ち葉や枯れた水草はマメに取り除きましょう。
汚れてきたら飼育槽の水換えをこまめに行うことで水質を清潔に保つようにします。
水換えの頻度は、飼育槽の大きさやメダカの数によって異なりますが、おおむね週に1回程度が良いでしょう。
まとめ
秋のメダカ飼育での餌やりや、水槽の管理について説明してきました。
いつの季節でも注意、観察は怠らない方が良いのですが、特に秋のメダカ飼育は、水温・餌・水換えの3つに要注意です。
メダカは秋に美しく成長する魚です。飼育管理に十分注意を払って、秋のメダカ飼育ライフを楽しんでくださいね!