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底土に宝が?ビオトープの掃除で気を付けてほしいことと対応紹介
- メダカの育て方
(水がぬるんだところで越冬後のピオトープを掃除する際の注意点)

季節も爽やかな頃を迎えると、冬の間控えていたメダカ飼育槽の掃除を行いたくなりますよね?
そんな時に少し気を付けた方がいいことがあります。
その注意してほしいことを紹介すると共に、対処の仕方もご紹介していこうと思います。
どうぞ最後までお読みいただき参考にしていただけますと幸いです。
飼育槽の底砂にお宝が?
底砂になんでお宝が?と思われた方も多いと思います。
お宝とは?貴重な生命が隠れている可能性があるのです。
メダカは環境さえ合っていればいつでも抱卵する可能性があります。そして産み落とされた卵はそのまま越冬してしまうことが稀にあるのです。
水草以外の底砂。主に底砂に赤玉土などを用いている場合はそこに卵を産みつけることがあるので、水槽掃除の際に捨ててしまわないようにしましょう。
実際に経験した話
私は飼育槽掃除の際に一旦底砂をザルに捨ててしまったことがありました。
数時間後、水が切れたころに処理しようと見たらもぞもぞと動く姿(ヤゴ)を発見し、罪悪感から別容器に移し入れ水を張ったのです。
その数日後に確認したら……メダカの幼魚の姿が!とんでもなく驚いたのは言うまでもありません。
その体験から飼育槽の掃除の際に、メダカは勿論ですが水草や底砂の扱いにも細心の注意を払うようになりました。
この時は底砂として利用していた赤玉土にメダカの卵が産み落とされていたのだと思いますが、水草についている卵を見落としてしまうこともあるかもしれないので、安易に処分しないようにしたいものです。
掃除の際に水草や底砂はどうすればいいの?
メダカが卵を産み付けているかもしれない水草や底砂は、出来るだけ静かに別容器に移して、下処理をした(汲み置きやカルキ抜き)水を入れて数日から一ヶ月ほど様子を見ましょう。
もしかしたら、ある日幼魚が泳いでいる姿を見られるかも知れないですよ。
特に気を付けたい外飼育のメダカ

飼育槽を外に設置している場合は特に要注意です!
メダカの卵だけでなく、他の水生生物の卵や幼体が潜んでいる場合があります。
トンボの幼生、ヤゴなどもその一つです。
メダカにとってヤゴは天敵とも言えますが、命というお宝には違いがありません。
別容器にとっておいた水草や底砂にヤゴを見つけた場合は、さらに別容器に移すことをおすすめします。
まとめ
メダカ飼育槽にお宝=命が隠れているかもしれない話をしてきましたが、これは筆者が実際に体験したことから、飼育槽掃除の際の注意点をご紹介しました。
この記事がメダカを飼育している方々の参考になればこの上ない喜びです。
最後までお読みいただきありがとうございました。