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屋外飼育メダカにとって残暑は酷暑!どう乗り切る?
- メダカの育て方
9月に入り虫の声も聞こえてくる頃、朝晩は涼しい風がふく日も多くなってきていますが、日中の暑さは酷暑と言っていいほどの残暑が厳しい日が続きます。
本格的な秋になるまでは外飼いのメダカ達への注意をお忘れなく!
この記事では秋口、残暑がまだまだ厳しい外飼いメダカへの注意点の再確認をご紹介します。
残暑はメダカに酷暑って本当?
夏の終わりに近づくと、外飼いメダカの飼育者は残暑の影響に対して厳重に注意を払う必要があります。
強い西日が当たる場所や高温続きの日々は、メダカ飼育槽の水温が急上昇してしまいます。
酸欠やアンモニア中毒などのリスクが高まる恐れがあります。
これを防ぐためには、日除けを設置したり置き場所の移動を行ったりすることが効果的です。
残暑対策はどうした良いの?
例えば、すだれや遮光ネットを使って直射日光を遮ることで、水温の急激な上昇を抑えることができます。
もう一つ、飼育槽の材質や色も重要です。
発泡スチロール製や白色の容器は、熱を吸収しにくく、水温の上昇を緩やかにしますからおすすめアイテムと言えます。
また、水槽の大きさも検討しましょう。
大きな容器は温度変化が少ないため、屋外飼育では大型の飼育槽を選ぶことで急激な水温の変化が起こりにくくなるのでお勧めです。
さらに、水槽の位置を工夫することも大切で、午後の強い日差しを避けるために、半日陰の場所に設置すると良いでしょう。
残暑からメダカを守るために出来ること
エアレーションを利用して酸素供給を行うことも、酸欠を防ぐためには不可欠ですが、電源の確保が難しい場合は、飼育槽へのまめな足し水や頻繁な水替えも、酸素供給や水温を下げる助けになります。
しかし、水替えの際には、水温が急変しないようにバケツや別容器に水を汲んでしばらく置き、水温が元の飼育槽と同じくらいになってから水替えを行うことをおすすめします。
他にも、冷却ファンや冷却グッズの使用も一つの方法ですが、屋外飼育の場合は電源の確保が必須になり現実的とは言いかねます。
まとめ
今回ご説明してきたことを組み合わせることで、外飼いメダカが残暑を乗り切る手助けをすることができます。
夏の終わりの暑さ対策は、メダカ飼育の成功において重要な要素であり、屋外でのメダカ飼育は置き場所の移動や日よけの設置などの、環境管理に細心の注意を払うことが重要と言えるでしょう。