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夏真っ盛りのお花のお手入れの仕方(切り花・ガーデニング)
- 花の育て方
暑い夏がやってくると、花も暑さ対策が必要になってきます。
直射日光の当たるベランダの花や、花壇は灼熱にさらされることも。
また、切り花も暑さですぐに萎れてしまいがちですが、夏真っ盛りでも暑さ対策をし、長持ちさせることができます。
今回は、夏真っ盛りのお花のお手入れの仕方をご紹介します。
水やり
ベランダ、ガーデニング
暑い日が続くと、地面もかなり乾燥するので水やりは大切なお手入れの1つです。
夏の水やりは、朝夕の涼しい時間帯に2回行いましょう。
日当たりの良い場所だと、ホースのお水が温かくなっていることがあるので、確認してから水やりをしてあげてください。
葉の少ない植物は吸い上げる水も少量ですが、グリーンカーテンにしているゴーヤなど、葉の多い植物は水をたくさん必要とするので水不足に気を付けてください。
切り花
切り花の場合は、毎日水を取り替えます。
その際に、茎にのヌメリも一緒に洗い流し、水の中で茎を切る「水切り」もこまめに行うことで新鮮に花を保つことができます。
また花瓶の水の量は茎の長さの半分程度で大丈夫です。
水を吸い上げるのは切り口なので、あまりに一杯の水を花瓶に入れてしまうと茎が腐ってしまうことがあります。
蒸れ対策
ベランダ、ガーデニング
暑さ対策では、風通しを良くすることも大切です。
葉が茂りすぎていたら剪定をしてあげたり、雑草を抜いて蒸れないように管理が必要です。
ベランダで鉢植えを育てている場合は、ベランダの床の熱が直接鉢植えに伝わらないように、ウッドパネルを下に敷くのが良いでしょう。
庭に置いてある鉢植えであれば、鉢と鉢の間隔を開けて風が通るようにしてあげてください。
切り花
夏は葉が蒸れて痛みやすいので、花瓶一杯に花を挿すのは避けましょう。
大き目の花瓶に数本挿すか、一輪挿しをいくつか使って変化をつけながら並べて飾るのも素敵ですね。
長くお花を楽しむには?
ベランダ、ガーデニング
長く花を楽しむには、花がら摘みをしましょう。
咲き終わった花や、落ちている花もそのままにしておくと病気が発生する可能性もあります。
切り花
葉が多いと寿命が短くなってしまうので、花瓶の水に浸かる葉は全て取り除いて最低限だけ残しましょう。
それでも花が弱ってしまったら?
ベランダ、ガーデニング
暑さで弱ってしまった花は、切り戻しで回復させることができます。
切り戻しをする際は、全体を思い切って切り戻しをします。
この時、必ず株元に葉があることを確認して切り戻しをしてください。
切り戻しで、再び秋に花を咲かせてくれます。
切り花
萎れが酷い場合は、普通の水切りだけでは復活しないので新聞紙などで花を巻いてから水切りを行ってみましょう。
紙を巻くことで、花首の萎れを支え水を吸い上げやすくなります。
猛暑でもお手入れの仕方で花を存分に楽しむことができます。
涼し気な演出をしてくれる花を暑い時期に楽しんでみてください。