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夏疲れ、猛暑・高温からのサポートや、水質悪化からの回復の仕方
- メダカの育て方
めだかブームもあって、夏休みに子どもさんにせがまれ新たにメダカの飼育を始めた方もいらっしゃると思います。 水の中をスイスイ泳ぐめだかを見ていると、涼しく感じられ飼育したくなりますよね。
小さな魚、涼しそうに泳ぐめだかも以外に、夏バテを起こしている可能性が高い!って知っていましたか? せっかく飼育を始めたのですから、元気に泳ぎ回る姿を見ていたいですよね。
そこで、夏バテのめだかのケア、サポートや、高温による水質悪化の回復の仕方のご説明をしていきたいと思います。
めだかも夏バテするの?夏バテのケアの仕方について
はい!めだかも夏バテ?ぎみになります。
夏の高温が続くと、水槽の蒸発が早く水温も上がりやすくなります。
マメに水を足してあげると良いです。その時に水流を起こさないよう気を付けましょう。
本来めだかは、水流の弱くゆっくりとした流れの小川などで生息しているので、いきなり水温が上がるなどしない環境で生息しています。
めだか飼育を成功させる秘訣は、メダカ本来の生息環境に近づけてあげる事ですね。
猛暑で水質悪化!水替えと飼育環境の回復の仕方
めだかが水面に上がってくることが多くなり水が澱んでいる状態になると水質が悪化していると思われます。
めだかが水面に上がるのは、酸素が足りていないか、めだかのフンや食べ残しで飼育水が酸性に傾いている状態になっている可能性があります。
もちろん、人影を感じて餌をもらえると思い、上がってきていることもありますね。
めだかにとって「グリーンウォーター」が理想ですが、夏の高温期にはプランクトンなどの「グリーンウォーター」だけでなく、藻が発生してしまうことがあります。 藻は取り除かないと、めだかが絡まって身動きが取れなくなり酸欠になり死んでしまうことがあります。
水質悪化が見られるときは、悪化の度合いにもよりますが、水槽の水を半分以上静かにバケツなどに取り、めだかもそっとそのバケツに移動させておき、水槽をよく洗い熱いお湯で滅菌し乾かします。
底砂はザルなどにあけて水を流しながら洗うか、新しいものに替えます。
綺麗にした水槽に新しい水を3分の1ほど入れ、取っておいた元々の水を静かに入れゆっくり混ぜ合わせます。
水替えで生じた水流が収まったら、めだかも静かに水槽に戻してあげます。
このやり方は頻繁にすると、めだかに負担がかかり弱らせてしまうので、水質の悪化が著しい時に行うようにしましょう。
まとめ
せっかく飼育しているめだかが、元気に泳いでいる姿を眺めていたいですよね。
そのためにも、餌やりは勿論ですが、春夏秋冬にあわせてお世話することも必要です。
厳しい盛夏を乗り越えためだかのケア「水質の安定」を行い、秋に向けて元気を取り戻してくれるようにサポートしましょう。