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冬に大人気、クリスマスローズの育て方。庭植から鉢植えまでご紹介!

  • 花の育て方

【開花期が魅力】寒さに負けない!クリスマスローズが愛される理由

クリスマスローズ(ヘレボルス)は、真冬の12月頃から春にかけて、他の花が休む時期に長く咲き続ける、非常に貴重な花です。その下向きにひっそり咲く姿から「冬の貴婦人」とも呼ばれ多くの人からの人気を誇っています。

クリスマスローズの主な魅力

・開花期の長さ: 12月〜4月まで、長期間にわたり優雅な花を楽しめます。寒さに強いため、花持ちが抜群に良いのが特徴です。

・強健な性質: 耐寒性・耐陰性に優れ、日本の気候で育てやすく、比較的病害虫にも強い丈夫さを持っています。

・品種の多様性: 白、ピンク、紫、グリーン、さらにはシックな黒など、花色が豊富です。また、一重(シングル)、八重(ダブル)といった咲き方のバリエーションも多く、コレクションする楽しみがあります。

・環境適応力: 落葉樹の下など、半日陰の環境を好み、シェードガーデンに最適です。

初心者でも簡単!クリスマスローズの育て方【基本とコツ】

クリスマスローズを美しく咲かせるための最大のポイントは、「高温多湿の夏を乗り切ること」と「水はけ」です。

  1. 植え付け・置き場所

*場所:日当たりの良い場所へ。夏場は風通しの良い明るい半日陰へ移動または設置します。夏の直射日光と西日は厳禁です。

*土:水はけのよい土(市販の専用土、または赤玉土・鹿沼土・腐葉土などを配合)。過湿にならないよう、排水性を最優先します。

*植え付け:株元に日光が当たるように浅植えにします。鉢植えは根が伸びる深鉢がおすすめです。

2.水やりと肥料

*水やり
・生育期(10月〜5月): 鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。冬は晴れた日の午前中に。
・夏場(6月〜9月): 乾燥気味に管理し、水やりは控えめに。高温多湿による根腐れを防ぎます。
*肥料
・生育期(10月、12月、2月)に緩効性の固形肥料を与えます。
・夏場(5月以降)は根を傷めるため、肥料は一切与えません。
3.日常のお手入れ

・古葉切り: 咲き終わった花や、茶色く傷んだ古い葉は、病害虫予防と風通しのために、株元からこまめに切り取ります。これにより、新しい芽(新芽)への日当たりも良くなります。
・病害虫対策: 春先の新芽にアブラムシやナメクジが発生することがあるため、風通しを良くして予防し、見つけたらすぐに対処しましょう。

まとめ:失敗しない3つの栽培秘訣

クリスマスローズを元気に、毎年美しい花を咲かせるための最重要ポイントはこの3つです。

  1. 水はけを徹底する: 土壌が常に湿っている状態は避けます。
  2. 夏の直射日光から守る: 高温期の遮光は必須です。
  3. 風通しを良く保つ: 古葉を取り除き、蒸れを防ぎます。

これらのポイントを守れば、冬の庭の「女王」を毎年楽しむことができるでしょう。

このお役立ち情報をご提供いただいたのは…

フラワーブルーム園芸スタッフ さん

フラワーブルームスタッフ

フラワーブルームで園芸を担当するスタッフ。名前は恥ずかしいから秘密。四六時中花を育てる事を考えていたら、周りから推薦させられてそのままブログ担当になってしまった。花の事を考えるのは好きだけど文才に不安があるのでアクアペット担当に色々聞きながらがんばります!