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冬なのにメダカが産卵?! 季節外れの卵への最適な対応と注意点
- メダカの育て方

冬の寒い時期に、ふと水槽を覗いたらメダカが卵をぶら下げている……今ごろ?「どうすればいいの?」と驚いてしまいますよね。
本来、メダカの産卵シーズンは春から夏(4月〜9月頃)ですが、冬の産卵は、メダカからの「あるサイン」かもしれません。今回は、季節外れの卵を見つけた時のなぜ?と対応を詳しくご紹介します。
なぜ冬に産卵するの?
結論から言うと「水温」と「日照時間」が春の状態を再現してしまっている可能性が考えられます。
・室内飼育でヒーターを入れている
・リビングが暖かく、夜遅くまで照明がついている
これらの条件が揃うと、メダカの体は「お、春が来たな!」と勘違いして産卵スイッチが入ってしまうのです。
選択肢は2つ。卵を「育てる?」「諦める?」
冬の卵を見つけた時、まずは「その卵を孵化させたいかどうか」を決めましょう。
1. 稚魚を育てたい場合(完全室内管理)
冬に孵化させるなら、親魚と卵を隔離し、25℃前後の加温飼育が必須です。
*水温管理: ヒーターで25℃以上をキープ。
*日照時間: 照明を12時間〜14時間点灯させる。
*餌の確保: 冬場は微生物が湧きにくいため、人工飼料(パウダー状)やゾウリムシをこまめに与える必要があります。
2. 卵を諦める場合(親の体力を優先)
「冬に稚魚を育てる設備や余裕がない」という場合は、無理に孵化させなくても大丈夫です。
*採卵しない: そのままにしておけば、親魚が食べてしまう(食卵)こともありますが、自然のサイクルとして受け入れましょう。
*環境を見直す: 後述する「産卵を止める対策」を行い、親魚を休ませてあげてください。
*産卵を止める(例:水温を少し下げる。日照時間を短くする。静かな場所に置く)などがおすすめ。
季節外れの産卵、ここに注意!

冬の産卵は、メダカにとってかなりハイリスクです。以下のポイントに注意しましょう。
1.親魚の体力消耗(冬バテ)
産卵は非常にエネルギーを使います。冬は本来、メダカが代謝を落として休む時期。この時期に産み続けると、春を待たずに親魚が衰弱して死んでしまうこと(通称:産み疲れ)があります。
2.水質の悪化
冬はバクテリアの活動が鈍いため、産卵のために餌を増やしすぎると、あっという間に水が汚れて病気の原因になります。
まとめ
冬の産卵は、メダカが元気に過ごせている証拠でもありますが、同時に体力を削っている状態でもあるのです。
抱卵したメダカのため設備を整えて、冬の間の癒しとして稚魚を育てる。春の本格的なシーズンに向けて、今は親魚を休ませる。
どちらが正解ということではないので、ご自身の飼育環境に合わせて、最適な選択をしてあげることが一番ですね!

