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メダカ飼育で春になったら1番最初に行っておきたいことは?
- メダカの育て方
気温も上がり始め日差しにも恵まれる日が多くなってくる春は、メダカも冬眠状態から目覚め食欲も旺盛になり活発に動き始めているでしょう。
そろそろメダカのお世話も本腰を入れるころではないでしょうか。
そこで今回は「メダカ飼育で春になったら1番最初に行っておきたいこと」についてご説明していこうと思います。
では、早速お読みください。
何よりも1番最初は水替えってホント?
メダカ飼育で春になったら1番最初に行いたいお世話は、水槽の掃除と水替えです。
冬の間メダカの活動が低下し、餌もあまり食べずじっとしていることが多いですが、少しずつ食べ残しや排せつ物などが溜まり水槽内は汚れています。
メダカの体力を奪わぬよう控えていた水槽の掃除は春先の重要なお世話の一つです。
水槽の汚れはメダカの健康に悪影響を及ぼすだけでなく、水質も悪化させるのでメダカが活発になり繁殖期に入る前に行っておいたほうが良いでしょう。
水槽掃除のおさらいポイント(春先篇)
春1番に水槽の掃除をする場合は、水の全取り換えは避けた方が良いでしょう。
どの季節でも共通することですが、水槽の水を全交換すると水温・水質の急激な変化によりメダカへの負担が大きくなり場合によっては衰弱してしまい残念な結果になりかねません。
水換えの時に抑えておきたいポイントを順序に説明します。
① 新しく足す水のカルキを抜くため別容器に水道水を汲みカルキ除去剤を適量入れ一晩おいておきます。
② 翌日水槽の水をメダカに気を付け吸い込まないようにし、三分の一から半分程度捨てます。
③ 水槽の水を抜いた時に装飾用品や水草の手入れも行っておくと同時に、水面より上の水槽内側を湿らせたペーパータオルなどで拭き掃除しておくのも良いでしょう。
④ 準備しておいた新しい水を静かにそっと少しずつ足し入れていき、汚れを取り除いた装飾品や水草も入れます。
(この時に元々の水槽の水と新しい水の温度差にも十分注意しましょう)
このようにして、メダカの快適な生活環境を整えてあげることが春一番に行いたいお世話です。
メダカも春到来は感じる
メダカは厳冬期には餌もほとんど食べず冬眠に近い状態で春が訪れるのを待っています。
しかし、少しずつ水温が上がってくると同時にメダカも季節が変わってきたことを察知するように動き出し餌を求めるようになってきます。
春の訪れを察知したメダカの食欲は耐えた冬の分も取り返すような勢いがあり、水草なども積極的につつく姿を見かけることができます。
まとめ
水槽のメンテナンスもそろそろ本格的に再開の時期「春一番に行うお世話」メダカの生活環境を整えるための仕事始め、と言っても過言ではないのが「水槽の水替え」という話をしてきました。
冬の間冷たい水に耐えじっとして餌もあまり食べずにいたメダカ、快適な環境提供のためにこの記事が参考になれば幸いです。