お役立ち情報
メダカベビーもそろそろお引越し?無事に親メダカと再会!
- メダカの育て方
メダカが抱卵しているのを見つけ、産卵床を用意。
そして、産卵が確認できた時から隔離して大切に育てたメダカベビーたち。
隔離していたメダカベビーの水槽も片づけ、そろそろ親メダカの飼育槽に引っ越しをと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、メダカベビーと親メダカを一緒にしても大丈夫?と不安もよぎりますよね。
この記事ではメダカベビーが、親メダカと旨く暮らせるポイントについてご説明していきます。
メダカの成長にかかる期間について
メダカ稚魚は、孵化後約一週間で泳ぎ始めますが、そのときはまだ親メダカと一緒に飼うのは危険です。親メダカは稚魚を食べてしまう可能性があるからです。
メダカは基本的に、口に入る大きさのものは何でも食べてしまう習性があり、たとえそれが自分の産卵した卵や稚魚であっても食べてしまうのです。
メダカベビーの引っ越しの目安は?
稚魚を別の容器に移すときは、水温や水質ができるだけ同じになるように注意してください。また、稚魚は小さくて弱いので、水流やエアレーションは弱めにしてください。稚魚が成長して、体長が約1センチメートルになったら、親メダカと一緒に飼っても大丈夫です。しかし、一気に移すのではなく、少しずつ慣らしていくことが大切です。
メダカベビーの具体的な引っ越し方法は?
秋は水温が安定しているので稚魚を親メダカと一緒にしたいとでも思いますよね!
しかし稚魚はまだ小さくて弱いので、口に入るものならば何でも食べてしまう親メダカに食べられたりしないか心配ですよね。
まずは、稚魚を入れた容器を親メダカの水槽に浮かべて、水温を合わせます。次に、容器の口を少しだけ開けて、水を交換し、最後に容器から稚魚をゆっくりと出して、水槽に放します。
さらに、稚魚を親メダカと一緒にするときのもう一つのコツとして、稚魚が隠れられるように水草や流木などをたくさん入れておきましょう。
餌に関しては、稚魚の成長に合わせて、エサの量や種類を調整することも大切です。
親メダカと同じエサを与える場合は、餌の量なども親メダカと子メダカの両方に適したものにして細かく砕いてから与えましょう。
餌を食べている様子を注意深く観察して、子メダカもちゃんと食べられているか確認することも大事です。
水質管理にも注意し、水温は20度前後が適温で、水替えは週に一回程度行い、水量の10%程度を替得るようにします。
これらのポイントに気を付けて、メダカ稚魚の引っ越しをスムーズに行えば、親子仲良く暮らせるでしょう。
まとめ
メダカベビーが親メダカの飼育槽に引っ越しするときの注意点は、稚魚が親メダカに食べられないように、水槽に隠れる場所や隙間を作っておくこと。
また、急に一緒にするのではなく、水温及び水質に慣らすこともポイントの一つです。
今回ご紹介したいくつかのポイントを押さえながら、稚魚と親メダカが仲良く泳ぐ姿を楽しんでくださいね。