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メダカも暑がり?残暑対策は必要!
- メダカの育て方
メダカが暑がり?水の中にいるのに?と思いますよね、飼育槽があまり日の当たらないところに置いてある場合はそれほど心配いらないのですが、夏の強い日差しに当たっていると思っているより水温が上昇しています。
メダカは、水温が35℃までは耐えられますがそれ以上になるとバテたり最悪死んでしまうこともあります。
日よけした方が良いの?
日よけは必要です。残暑って意外と盛夏の頃より日差しが強く、特に西日の強さはメダカにとってもダメージを与えかねません。
屋外でメダカを飼育している方も多いと思います。日当たりのとても良い所に飼育槽を置いている場合、7月~9月の間は日陰を作ってあげましょう。
メダカの生育には日光も不可欠なので、半日陰のような状態を作ってあげると良いです。大きめの葉を持つ水草を入れるなど、または上の画像のように、すだれで部分的に日陰を作るなどの工夫をしましょう。
猛暑を乗り切ったメダカの、残暑対策も忘れてはいけませんね!
屋外飼育のメダカに気を付けることは?【要注意3点】
屋外飼育しているけれど、ベランダや高層階だから大丈夫。などと安心していると、いつの間にかメダカが減っている?などの声もありますので要注意です。
メダカの天敵の侵入
庭や玄関先などで飼育していると悩まされるのがカエルです。水辺が大好きなカエルにとって水槽はありがたいでしょう。さらにご馳走付きなのですから……。
メダカに捕食される危険がありながらもやってくる蚊によるボウフラの発生も要注意です。小さなボウフラはメダカの餌になりますが、少し大きくなったボウフラはメダカの幼魚を捕食します。
トンボも要注意です。メダカが減って初めて気が付くことが多いのです。とんぼの幼生ヤゴは水底に潜んでメダカを狙い捕食します。
蚊やトンボとなると高層階でも油断できないので、対策は必須ですね!
西日対策
先にも述べましたが、残暑の西日は大変キツイので、対策が必要です。
屋外はもちろん、屋内でも西側窓近くに水槽を置いている場合などは、驚くほど水温が上がる場合がありますので、カーテンやすだれなどで日光を調整しましょう。
飼育槽の水の蒸発
日当たりが良いと水の蒸発も早いです。常に少しずつでも水を足すようにしましょう。
減りすぎてからの水足しは、水温及び水質の変化をもたらしますので、できるだけ避け、こまめに水足しすることをお勧めします。
まとめ
猛暑も終わりやっと……。しかし残暑の厳しさは、思っている以上にメダカにダメージを与えてしまいます。
暑さが和らぐ秋までもう少し、日よけによる西日対策や、メダカを捕食から守る対策など行いながら、メダカの飼育をしているとメダカベビーの姿も見られるかも知れませんね。