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メダカって何年生きられる?ご長寿メダカを目指しましょう!
- メダカの育て方
メダカの飼育はとても簡単です。
そのため小さな子どもでも飼育が可能で、夏休みの自由研究などでメダカを飼うこともあります。
また、メダカ飼育を趣味として繁殖させたり、癒し効果を兼ねてインテリアの一部として飼育している人もいます。
短命と言われるメダカですが、せっかくなら少しでも長生きしてもらいたいですよね。
今回はこれからメダカを飼育しようと思っている方にご長寿メダカを目指すヒントとなることをご紹介していきたいと思います。
どうぞ最後までお読みください。
メダカを飼育したい、でも長く生きないって聞くけど本当?
メダカは小さくて弱弱しい魚に見えますよね。
しかも自然界では1~2年の間に抱卵し稚魚を誕生させ寿命を終えるという命のサイクルが営まれる短命な魚なのです。
そして魚体が小さいために他の水生生物に捕食されやすい弱点もメダカが短命と言われる理由の一つかもしれません。
しかし、自然界ではなく人間の手によって飼育となれば違いが出てきます。
メダカを少しでも長生きさせるために飼育者も努力が必要ですね。
メダカを長生きさせる方法って難しいのでは?
メダカの寿命は自然界では1~2年と言われています。
環境に恵まれた場所では2~3年生きるとも聞きますが、いずれにしても厳しい自然界ではメダカにとっての命のサイクルは2年程度のようです。
しかし、気温が高くなるとメダカのメスは年何回も産卵するため個体数が激減することはないようです。
ただし、近年の自然界ではメダカの生息できる環境が減っているため、自然に生息しているメダカの姿を見かけることはまれになってきています。
メダカの繁殖に気温が関係している?
気温が高くなるとメスのメダカは何回も産卵するということは、水温管理をきちんと行うとメダカは元気でいられる?ということではないでしょうか。
小さな魚体に極力負荷をかけないように水温の急激な上昇や、水が凍るような低水温にならないように管理するとメダカの寿命を延ばすことも可能だと思われます。
常日頃のお世話でご長寿メダカを目指せる⁈
メダカ飼育を始めたがほったらかし、または大事にし過ぎて過ぎたお世話をして失敗してしまうこともあります。
常日頃のお世話は、基本を大事にすることです。
基本1:一つの水槽に沢山のメダカを飼育しない。(水1リットルに2匹程度) |
基本2:餌はメダカが食べ残さない程度に与える(1日に1~2回程度) |
基本3:水の汚れが気になっても一度にすべての水を換えない(水質の変化に弱い) |
基本4:水槽の置き場所を選ぶ(強い西日が当たる、真っ暗な北側などは避ける) |
基本5:夏と冬との水温の上下に注意する(日差しを遮ったり水温を保つために保温する) |
上記に気を付けながら飼育するとメダカのご長寿もきっと目指せますね。
まとめ
メダカは小さくて弱い魚のイメージですが、平均寿命が2年ぐらいと言われていても飼育環境によっては4~5年も生きたとも聞きます。
自然のサイクルで子孫を残す姿も素敵ですが、親メダカと共に泳ぎ、また稚魚が増えていく、そんなご長寿メダカの姿も眺めたいですよね。
そのためにも基本的な飼育方法に注意しながら日頃のお世話を行った方がイイかもしれません。