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目覚めたメダカたち、昨秋生まれの幼魚も厳冬を乗り切ってくれた!
- メダカの育て方
厳しい冬、冬眠していたメダカたちも3月ともなるとそろそろ目覚めの時となってきます。
昨年秋に産まれた幼魚が冬を乗り切れるのか心配していましたが、無事に乗り越えてくれました。
それどころか、冬眠してエサもろくにとっていなかったと思われるのに、二回りぐらい大きくなっていましたよ。
今回は、これからますます活発化してくるメダカ飼育において、特に気を付けることをご紹介していきます。
活発になってきたメダカはお腹がすいている?飢餓状態なの?
冬の間は冬眠状態に近いため、じっとしていることが多く、餌をあまり食べませんでした。
冬眠期は餌の食べ残しなどで水質の悪化を防ぐために、少量の餌を与えるぐらいに抑えていたと思いますから、メダカは空腹状態での目覚め去ったと思います。
元々メダカは口に入るものなら何でも食べる習性があるので、空腹だと幼魚をつつくなどもしてしまいがちです。
つつかれた幼魚は弱ってしまいますから、メダカが活発になってきたら、できる限り1日2回ぐらい餌を与えるようにすることをおすすめします。
油断大敵!まだまだ水温は低め、エサやり意外に水管理にも気を付けて!
春になり暖かい日差しにより水温も徐々に上がってきていると思います。
しかし、夜などはまだまだ気温がグッと下がる日もあります。
屋外飼育や部屋の中でも窓際などで飼育していると、外気温の激しい高低差に水温の変化も厳しいものがあります。
冬をやっと乗り切り体力も落ちているところに水温が激しくアップダウンするとメダカの体力の限界を迎えかねません。
そんな時に、水槽の汚れなどを気にして水替えを強行すると、メダカが全滅したなんて悲しい結果を招きかねません。
今しばらくは、飼育環境に変化をもたらすようなことは避けましょう。
餌を与える回数は増やしても、水換えなどは外気温が落ち着く5月頃まで控えた方が良いでしょう。
まとめ 3~4月のメダカ飼育で気を付けたいこと
3~4月のメダカの飼育で気を付けたいことは、大きく2つあります。
どちらにも共通することは、厳しい冬をじっとしていることで乗り越えたメダカの体力は落ちている。ということです。
冬眠状態に近く、餌をあまり食べないことで、空腹により体力が落ちているので、餌を与える回数を増やしてあげること。しかし、食べ残さない程度に与えるよう気を付けましょう。
なぜならば、水質に問題が起きたとしても、水替え作業は外気温が落ち着いた5月頃まで避けたいからです。
「餌やり」「水替え」この二つは1年通してメダカのお世話で大事なことですが、特に春先は慎重に行った方が良いということです。